keisyuのブログ

最近めっきりエンジニアリングしなくなった厄年のおじさんがIT技術をリハビリするブログ。

VirtualBox に CentOS をインストール

最近は AWSでサクッとLinux環境手に入れたり Vagrant とかでエレガントにインストールすることが流行ってるみたいですね。
私は毎回泥臭く vmware とか parallels をベースにチマチマインストールしていました。が、エレガントなインストールを勉強してみようと思います。
が、基本ということでとりあえずは VirtualBox をつかてCentOS入れるリハビリをします

CentOS

CentOS Project にて ISO イメージをダウンロード. 毎回netinstall版をダウンロードするので今回も CentOS Mirror この辺から適当に CentOS-6.5-x86_64-netinstall.iso をダウンロード. ( CentOS6 64bit版 )

VirtualBox

Vagrant をあとでやってみるのに Oracle VM VirtualBox が相性が良さそうなので今回はこれをベースにインストールします。新規作成で

  • Linux
  • RedHat (64bit)
  • メモリサイズ : 1024MB
  • HDD : 新規作成 (VDIタイプ/可変サイズ/8GB)

選んで、次に「設定」から「ストレージ」にて仮想CD-ROMドライブを選択してCentOSサイトからダウンロードしたISOファイルを選択(CD-ROMのアイコンをクリックするのが分かりにくい...)。いよいよインストール。以下の手順にて行う。

  1. Virtual BoxのUIで起動をクリック
  2. (GUIインストールはキライなので)いきなり出る選択肢でどれも選ばず escキーを押す
  3. boot:というプロンプトが出るので linux textと打ち込んでリターン
  4. メディアチェックは面倒なので「Skip」
  5. インストール言語を「English」選択
  6. キーボードを「jp106」選択
  7. インストールメディアは「URL」
  8. IPv6のsupportはとりあえず外しとく。
  9. CentOSのインストールイメージサーバの指定は以下のようにする。
  10. うまく疎通すれば(疎通しない場合はProxyとかネット環境を見直す) install.img がダウンロードされる
  11. パーティション設定(GUIキライなので)「Use text mode」
  12. Welcome to CentOS ! 「ハイ」
  13. HDDは「Re-initialize all」を選択
  14. TimeZone は「Asia/Tokyo」
  15. root パスワードを設定
  16. インストール先パーティション選択はそのまま「OK」
  17. 脅しが入るけど構わず「Write changes to disk」
  18. インストールが始まる (Packages completed: 217 of 217)
  19. 終わったら「Reboot」ボタン。
  20. CD-ROMブートしてるとまたインストーラが立ち上がってしまうから一度VirtualBoxの設定でCD-ROM外して起動。
  21. loginプロンプトがでたらとりあえずインストール成功

インストール後の超初期設定

ユーザ作成

# useradd [アカウント名]
# passwd [アカウント名]

sudoers設定

# vi /etc/sudoers
以下の一行を追加
[アカウント名] ALL=(ALL) ALL

動作確認

$ # アカウント名でログイン後
$ sudo bash
# #rootになれればOK

selinuxはdisableにしとく

$ sudo vi /etc/selinux/config
SELINUX=disabled

iptablesもとりあえず全開放

$ sudo iptables -L  # デフォルトを一応確認
$ sudo iptables -F  # 設定消去
$ sudo iptables -L  # 設定消えていること確認
$ sudo /sbin/service iptables save #設定を保存

ここまでやってとりあえず再起動

$ sudo reboot

ホストOS(macのターミナル)からssh接続

Vmware とか parallels ならあまり考えずにそのまま ssh [アカウント名]@[IPアドレス] で接続できるんだけどVirtualBoxの場合はちょっと手間がかかる。一度CentOSをシャットダウンする。

  1. VirtualBoxのグローバルなメニューの「環境設定」を選択し「ネットワーク」にて「ホストオンリーネットワーク」にアダプタを追加する。vboxnet0ってのが追加されるはず。
  2. VirtualBoxのゲスト(CentOS)の「設定」にて「ネットワーク」を選択して「アダプター2」ってやつを有効化する。その際の設定は
  • ホストオンリーアダプター

ってのを選択する。

  1. CentOSを起動する
  2. eth1を追加する
# cd /etc/sysconfig/network-scripts/
# vi ipcfg-eth1

DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes 
IPADDR=192.168.56.2
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.56.0

# /sbin/service network restart

以上で Mac(ホストOS)から ssh で接続できるようになる。

$ ssh [アカウント名]@192.168.56.2

最後に

sudo yum update

でもしときましょう。

番外

てかeth1を追加するところってなんかイマイチな感じがする。ゲストOS入れる前に vboxnet0 (ホストオンリーアダプター)を定義してゲストOSインストール前の新規構成を作った段階で「アダプタ2」を追加すればいいんじゃね。と思ってやってみた。

  • ipcfg-eth1 がOSインストール時からできていた
  • ただし ONBOOT=no だった
  • ONBOOT=yesにして再起動してみた. eth1 が 192.168.56.101 でdhcp割り当てられてすんなりホストOSからSSHできた。